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第III部 国民の生命・財産と領土・領海・領空を守り抜くための取組

4 技術管理など

1 技術管理

国際的な装備・技術協力を推進するに際しては、防衛技術、デュアル・ユース技術の機微性、戦略性を適正に評価し、わが国の「強み」として、守るべき技術はこれを守るとともに、わが国の安全保障上の観点などから意図しない武器転用のリスクを回避するなど、技術管理機能を強化する必要がある。このため、経済産業省との連携を推進するとともに、防衛装備移転三原則における厳格審査および適正管理への寄与を図る。

2 その他

わが国の安全保障に資する防衛装備・技術協力を円滑かつ適切に進めるための体制や、企業に対する支援策などについて検討するため、14(平成26)年12月より、部外有識者を交えた「防衛装備・技術移転に係る諸課題に関する検討会」を開始した。