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<解説>G7国防相会合、NATO国防相会合への日本初参加について

2024年10月、中谷大臣はG7国防相会合・NATO国防相会合に出席しました。

初開催となったG7国防相会合では、①中東、②アフリカ、③インド太平洋、④ウクライナ、⑤防衛準備態勢、に関する5つのセッションを通じ、各地域や国防当局を取り巻く重要な課題について、有意義な議論を行いました。G7国防相会合を通じて、G7として、インド太平洋地域を含む国際社会全体の平和・安定・繁栄のために全力で取り組んでいくというメッセージを、国際社会に向けて発信することができました。

また、インド太平洋地域のパートナー国として、IP4の4か国(日豪NZ韓)が初めて招待されたNATO国防相会合では、インド太平洋地域の情勢を含む地域の防衛・安全保障をめぐる情勢、NATOとIP4の今後の協力などについて議論を行いました。NATO国防相会合を通じて、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分であるとの認識を共有し、NATOとIP4が今後も連携を強化していくことの重要性を確認することができました。