毎年秋に開催している「自衛隊音楽まつり」は、今年で52回目を迎え、陸・海・空自衛隊の音楽隊などによるドリル演奏などを通じ、幅広い自衛隊の活動を紹介して、自衛隊に対する理解を深めてもらうことを目的としています。
「自衛隊音楽まつり」は、1963(昭和38)年に東京都体育館で産声を上げ、日本武道館で開催するようになったのは1973(同48)年からになります。また、外国ゲストバンドについては、昭和55年の在日米陸軍の初参加以来、様々な音楽隊等が参加し、自衛隊音楽まつりに華を添える、なくてはならない存在となっています。
昨年の自衛隊音楽まつりでは、戦後70年の節目として在日米軍4軍種(陸軍・海軍・空軍・海兵隊)の音楽隊等や、日韓国交正常化50周年の節目として韓国から海軍軍楽隊が参加し、日米韓が一堂に会することにより、「互いに手に手を取って前に進む」というメッセージを発信することができました。
自衛隊音楽まつりは、国内だけでなく、外国軍との防衛交流の場へとステージを広げています。「音楽」は世界共通語、この素晴らしい力で日本と世界の安定に大きく貢献できるよう、更に進化を続けて参ります。
平成27年度自衛隊音楽まつりの様子