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<解説>航空機訓練移転の実施状況と関係地方公共団体からの支援

航空機の訓練移転は、06(平成18)年5月の「再編の実施のための日米ロードマップ」に基づき、これまでに国内で43回、グアムなどで27回の合計70回実施されています(16(同28)年3月末現在)。

国内における訓練移転は、千歳飛行場(北海道千歳市、苫小牧市)、三沢飛行場(青森県三沢市、上北郡東北町)、百里飛行場(茨城県小美玉市)、小松飛行場(石川県小松市)、築城飛行場(福岡県行橋市、築上郡築上町)及び新田原飛行場(宮崎県児湯郡新富町)の自衛隊施設で実施されており、周辺住民の皆様の安心・安全のため、各地方防衛局が現地対策本部を設置し、米軍や関係機関との連絡調整、速やかな情報提供、飛行場周辺の騒音対策などに努めています。また、関係地方公共団体におかれては、訓練移転の実施前に、住民説明会の開催、文書の回覧、ホームページへの掲載による地域住民の方々への周知や連絡体制の強化などにご尽力を頂いています。

防衛省としては、引き続き、関係地方公共団体のご理解・ご協力を頂きながら、在日米軍基地周辺の騒音軽減が図れるよう訓練移転を重ね、地元の負担軽減に努めていきます。

航空機訓練移転に参加中の米軍機の画像

航空機訓練移転に参加中の米軍機

現地対策本部における日米間での調整の様子の画像

現地対策本部における日米間での調整の様子