防衛省・自衛隊の任務が多様化・国際化する中での精強性の維持・向上、少子化・高学歴化に伴う厳しい募集環境や、男女ともに個性と能力を十分に発揮できる社会の実現という観点を踏まえ、防衛省・自衛隊においては人材の効果的な活用を図ることとしており、東日本大震災への対応などの災害派遣、国際平和協力活動、国際機関への派遣など、女性の活躍の場が広がるような様々な施策を推進している。
NATO本部 NATO事務総長特別代表(女性、平和、安全保障担当)アドバイザー 2等陸佐 栗田 千寿(くりた ちず)
14(平成26)年12月から、NATO本部で勤務し、多くを学ぶ日々です。NATOは女性、平和、安全保障やジェンダーの分野で先進的な取組を行っており、NATO各国の軍における女性比率は約10%にもなります。職場仲間の合言葉は「No Women, No Peace(女性なくして平和なし)」。今後、日NATO協力の進展に尽力しつつ、得た知識や経験の多くを日本社会に還元していきたいと考えています。
NATO正面玄関前で特別代表および同僚と筆者
(左から2人目)
※ 栗田2陸佐の活動状況の詳細は、在ベルギー日本大使館ホームページ内の「Chizuの部屋」からご覧いただけます。(http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/)