在日米軍の駐留には、地域の方々の理解と協力が欠かせません。
防衛省では、日米の相互理解を深める取組として、地元自治体と米軍の理解と協力を得ながら、在日米軍施設・区域周辺の住民の皆さんと米軍関係者がスポーツや音楽、文化などを通じて交流を行う「日米交流事業」を毎年開催しています。
例えば、平成30(2018)年度には、米軍横須賀海軍施設(神奈川県横須賀市)と横須賀市内の小学生に参加してもらい「日米交流スポーツフェスティバル」を開催しました。このフェスティバルでは、日米混合チームによる大縄跳びや追いかけ玉入れ、綱引きのほか、日米ペア探しゲームや横須賀おもしろ豆知識クイズなどを行って楽しんでもらいました。
また、米軍岩国飛行場(山口県岩国市)周辺では、「日米合同スポーツ交流」を開催し、同飛行場と岩国市内の小学生が、元陸上選手などの指導による「ハードル走」、「走り幅跳び」、「投てき」の3種目の陸上教室を通して交流を深めるとともに、陸上教室修了後には日米合同チームによるリレー競技やドッジボールが行われました。
防衛省としては、このような交流の積み重ねが地域の方々と米軍との信頼関係の醸成につながると考えており、引き続き、自治体と米軍の理解と協力を得ながら、「日米交流事業」を開催してまいります。
日米混合チームによる追いかけ玉入れ競技
(横須賀市)
ペア探しゲームによる交流
(横須賀市)
日米合同チームによるリレー競技
(岩国市)