自衛隊は、この5年余りの間、首都ジュバから各地へと通ずる幹線道路の補修など、これまでのわが国のPKO活動の中で、過去最大規模の実績を積み重ね、自衛隊が担当するジュバでの施設活動は一定の区切りがつきました。
約5年4か月で延べ3,854名(第1次~第11次要員)を派遣しました。
派遣期間 カンボジアPKOの約5倍
延べ派遣人数 東ティモールPKOの約1.7倍
参照P.406
駆け付け警護訓練(16(同28)年10月)
撤収業務として行われたクレーンによるコンテナ移動(17(同29)年4月)
物品譲渡に先立って行われた重機などの操作整備教育を行う11次隊要員
(17(同29)年4月)
隊旗返還式において稲田防衛大臣に隊旗を返還する南スーダン派遣施設隊長
(17(同29)年5月)
施設部隊の活動は終了しましたが、UNMISS司令部への要員派遣は継続するとともに、今後とも、政治プロセスの進展への支援や、食料援助を含む人道支援といった様々な形の支援を継続・拡充していくことで、新たな段階を迎えつつある南スーダンの国造りにおいて積極的に貢献していきます。
他国軍と調整を行う司令部要員(17(平成29)年4月)
UNMISS司令部において日本隊撤収に関して打ち合わせを行う司令部要員
(手前)(17(同29)年3月)