UNMISS 情報幕僚 2等陸佐 成澤 伸洋(なるさわ のぶひろ)
私は、平成28年6月から第8次UNMISS司令部要員(情報幕僚)として南スーダンの首都ジュバで勤務しています。
私が勤務するJMAC(統合ミッション分析センター)は、文民、警察及び軍人で構成される組織です。私が所属する部署では、インド陸軍とオーストラリア陸軍の両少佐及びバングラデシュ人の文民とともに、主としてUNMISSが収集した各種情報資料のデータベース化、南スーダン全土の治安情勢や国内避難民数などの統計資料の作成を実施しています。
ここで働く者は皆、国籍が異なり様々な経歴を有していることから、情報業務に対する取組や調整の仕方などが日本とは異なり、毎回新鮮な驚きであふれています。
司令部要員は私以外に、兵站幕僚、施設幕僚及び航空運用幕僚の3名が当地で勤務しており、4名全員が助け合いながらトンピン地区内の国連宿舎に居住しています。
我々司令部幕僚4名は、UNMISSでの勤務を通じて、国連ミッションひいては国際貢献に携われたことに感謝しつつ、施設隊撤収後も引き続き緊張感をもって任務を完遂し、後任者に確実に業務を引き継いでいきたいと思います。
JMACにて勤務中の著者(手前)
著者:左から2人目