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<解説>米軍と地域住民による交流

在日米軍の駐留には、地域の方々の理解と協力が欠かせません。防衛省では、地元と米軍の協力を得ながら、在日米軍施設・区域周辺の住民と米軍関係者によるスポーツや音楽などを通じた「日米交流事業」を開催し、日米の相互理解を深める取り組みを進めています。また、米軍においても地元と連携した地域交流活動が行われています。

例えば、在日米軍司令部などが所在する横田基地周辺(東京都立川市、昭島市、福生市、武蔵村山市、羽村市、瑞穂町)において、横田基地所属の米空軍太平洋音楽隊などと地元の市民楽団などによる「日米交流音楽会」や、横田基地の児童が日本の小学校に赴き、日本の文化や学校生活などを体験する「日米学校交流」を毎年開催しています。

また、米軍においても、例えば知的発達障害のある方の自立や社会参加を図ることを目的に世界各地で行われている「スペシャルオリンピック」を横田基地において毎年開催しており、基地近くの障害者支援施設の参加者などとの交流が行われています。

このような交流の積み重ねが、米軍と地域の方々との良好な関係の構築のために大変重要であると考えており、防衛省としても引き続き地元と米軍の協力を得ながら「日米交流事業」に取り組んでまいります。

「第10回日米交流音楽会」(年1回開催)

「第10回日米交流音楽会」
(年1回開催)

「第8回日米学校交流」(年2~3回開催)

「第8回日米学校交流」
(年2~3回開催)

「第37回関東地区スぺシャルオリンピック」(年1回開催)

「第37回関東地区スぺシャルオリンピック」(年1回開催)