日米若手士官交流事業は、在日米海軍若手士官と海自若手士官による友好的な人間関係を築く活動や個人の繋がりを育む活動を通じ、海自と米海軍との関係をさらに発展させる人的基盤の強化を図ることを目的として、平成28(2016)年度から取り組んでいる事業です。定期的な懇親会、史跡研修などを計画し、お互いを理解し合うとともに、それぞれの若手士官が別の配置となっても交流が継続するように、フェイスブックやSNSなどのツールを活用しています。
今回2名の米海軍若手士官からコメントをもらいましたので紹介します。
海自は、日米同盟の強化・発展の下支えとなる人的基盤確立のため、今後も積極的にこの事業に取り組んでいきたいと考えます。
米海軍駆逐艦ドナルド・クック(前配置:米海軍駆逐艦マスティン(横須賀基地所属))
米海軍中尉 マイケル・マドリッド(Michael Madrid)
「日米間の交流、共通の経験から生まれる絆や相互理解は、米海軍と海自の相互運用性の向上に役立ちます。この取組を通じて、日米の絆や相互理解を深めていきたいです。」(マイケル中尉)
横須賀における若手士官交流会の様子
筆者(中央:マイケル中尉)
米海軍強襲揚陸艦ボノム・リシャール(佐世保基地所属)
米海軍少尉 ヘンリー・ルー(Henry Lu)
「今まで同じ士官クラスの日本人と会う機会が少なかったため、この事業は大変良い機会となりました。SNSを通じて日本人と会話することによって彼らへの理解を一層深めることができました。この事業で構築された関係は今後も継続させていきたいです。」(ヘンリー少尉)
佐世保における若手士官交流会の様子
筆者(前列右から4人目:ヘンリー少尉)