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<解説>南西航空方面隊の新編

近年、中国は東シナ海をはじめとする海空域などにおいて活動を質・量ともに急速に拡大・活発化させており、空自による緊急発進の回数も急激な増加傾向にあります。空自は、那覇基地に警戒航空部隊を1個飛行隊新編(14(平成26)年)したほか、戦闘機部隊を2個飛行隊に増勢することにより第9航空団を新編(16(同28)年)するなど、南西地域の防衛態勢の強化を着実に推進しているところです。平成29(2017)年度には、これまで航空方面隊に準ずる部隊として位置付けていた南西航空混成団を、任務の重要性や果たすべき役割などの総合的な観点から南西航空方面隊に格上げすることにより新編し、より一層の南西地域における防衛態勢の強化を図っていきます。

南西航空混成団の廃止と南西航空方面隊の新編

南西航空混成団の廃止と
南西航空方面隊の新編

隊旗授与の写真

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