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第II部 わが国の安全保障・防衛政策

第2節 統合機動防衛力構築委員会

1 経緯

新防衛大綱においては、幅広い後方支援基盤の確立に配意しつつ、高度な技術力と情報・指揮通信能力に支えられ、ハードおよびソフト両面における即応性、持続性、強靱(じん)性および連接性も重視した統合機動防衛力を構築することとされている。新防衛大綱および新中期防で示された各種施策などの進捗状況を適切に管理しつつ、統合機動防衛力の構築を積極的に推進することが必要である。

このため、防衛省においては、13(平成25)年12月24日の防衛大臣指示に基づき、防衛副大臣を委員長とする「統合機動防衛力構築委員会」を設置し、検討を行っている。