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第V部 防衛力を維持・強化するために必要な基盤や取組

6 南極地域観測に対する協力

自衛隊は、わが国の政府が行う南極地域における科学的調査に対し、調査が再開された1965年から海自の砕氷艦を派遣し、2009年以降は砕氷艦「しらせ」(2代目)により、人員や物資の輸送、その他の協力を行っている。

砕氷艦「しらせ」

砕氷艦「しらせ」

2024年11月から2025年4月の第66次南極地域観測協力においては、往復で131名の人員輸送、現地への約1,070tの物資輸送、艦上観測支援、野外観測支援、基地設営支援を行った。

なお、2025年、海自の南極地域観測に対する協力は60周年を迎えた。

参照資料77(南極地域観測協力実績)