仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を実現するため、防衛省・自衛隊として以下のような取組を実施しています。
自衛隊の不規則な勤務形態に対応できる庁内託児施設をこれまで8か所(三宿、熊本、横須賀、真駒内、朝霞、入間、市ヶ谷、防医大)に整備しています。
庁内託児施設に
子どもを預ける隊員
災害派遣などの際の緊急登庁時に、駐屯地などにおいて概ね5日程度、子どもを預かることができる態勢を整備しています。
一時預かり中の様子
陸上自衛隊
第1普通科連隊
2等陸曹
上田 遼平(うえだ りょうへい)
育児休業
~男性の育児休業取得の促進~
育児休業を取得した当初は不安でしたが、子どもと過ごした時間はかけがえのないもので、多くの経験を得られました。
世の中の女性は同じことをしても称賛されることは殆どなく、更には男性と同様に働くことを要求されています。
育児休業を認めてくれた部隊に感謝するとともに、男性による育児休業の取得が促進されるよう貢献していきたいと思います。
海上自衛隊
海上幕僚監部
2等海曹
萩平 尚子(はぎひら なおこ)
サテライトオフィス
~家族との時間を増やす働き方~
私は横須賀地方総監部に設置されたサテライトオフィスを利用しています。
サテライトオフィスには仕事に必要なツールも揃っており、防衛省まで片道1時間半の通勤時間も1/3に減りました。その分主人と一緒に夕食を楽しむ時間、趣味の時間を共有することで気持ちもリフレッシュでき、日々の勤務も意欲的に取り組めていると実感しています。
航空自衛隊
補給本部
1等空佐
宮脇 博基(みやわき ひろき)
国外での育児休業
~育児休業制度に感謝~
妻の職場の米国には育休制度が無いため、私が育休(8ヶ月)を取得して現地で育児を行いました。前例の無い国外での長期育休でしたが、職場には柔軟にサポートして頂きました。おかげで妻はキャリアを維持でき、私も育休終了後、問題なく業務に復帰できました。米国の友人達には「日本は素晴らしい国だ!」と羨ましがられています。