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第II部 わが国の安全保障・防衛政策

第3節 平成26年度の防衛力整備

平成26年度は、新防衛大綱および新中期防に基づき、その初年度として、統合機動防衛力の構築に向け、防衛力整備を着実に行う。

その際、①各種事態における実効的な抑止および対処、②アジア太平洋地域の安定化およびグローバルな安全保障環境の改善、といった防衛力の役割にシームレスかつ機動的に対応し得るよう、特に以下を重視し、防衛力を整備する。

○ 警戒監視能力

○ 情報機能

○ 輸送能力

○ 指揮統制・情報通信能力

○ 島嶼部に対する攻撃への対応

○ 弾道ミサイル攻撃への対応

○ 宇宙空間およびサイバー空間における対応

○ 大規模災害への対応

○ 国際平和協力活動への対応

また、格段に厳しさを増す財政事情を勘案し、わが国の他の諸施策との調和を図りつつ、一層の効率化・合理化を徹底する。

参照図表II-5-3-1(平成26年度防衛力整備の主要事項)

図表II-5-3-1 平成26年度防衛力整備の主要事項

AAV7の画像

水陸両用車の参考品「AAV7」

救難艦の画像

災害派遣など多目的に対応する救難艦(イメージ)

PAC-3の画像

防衛省(市ヶ谷基地)に展開したPAC-3