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<解説>新たな航空観閲式について

2020年11月28日(土)、防衛省・自衛隊は、航空自衛隊入間基地において、菅義偉 内閣総理大臣の観閲のもと、令和2(2020)年度航空観閲式を挙行しました。

これまでの航空観閲式は、百里基地に数千人の支援要員を参集して、所要の準備を行っていました。また、当日は、多くのご来賓等をお招きし、観閲官である内閣総理大臣から訓示をいただくとともに、陸上・海上・航空自衛隊の各種航空機による観閲飛行、ブルーインパルスや米軍による展示飛行などを披露するなど、大規模に実施していました。

新たな航空観閲式について-1

しかしながら、近年の防衛省・自衛隊を取り巻く状況の変化に伴い、これまでのような大規模な航空観閲式は、部隊等にとって大きな負担となり、任務遂行に支障が生じかねない状況でありました。

令和2(2020)年度はこのような状況に加え、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、観閲官の視察、訓示を中心とし、ご来賓などをお招きしない新しい形式で航空観閲式を実施しました。また、航空観閲式の模様について、国民の皆さまにもご覧いただけるよう、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを活用し、ライブ映像として配信しました。

新たな航空観閲式について-2