2 予算編成までの経緯
平成22年度から、各府省において行われている「行政事業レビュー」1については、防衛省においても、防衛行政の政策効果をより高いものとするとの観点からこれに取り組み、概算要求にその結果を適切に反映させたところである。
平成22年度の予算編成にあたり行政刷新会議において行われた「事業仕分け」2については、10(平成22)年11月中旬に「第3弾」が行われ、それまでの事業仕分けおよび行政事業レビューの結果が平成22年度予算および平成23年度概算要求に反映されているかどうかについて実施され、防衛省のいくつかの事業についても指摘を受けた。防衛省としては、これらの指摘を踏まえ、平成23年度予算に反映しつつ、引き続きさらなる予算の効率化に取り組むこととしている。
(図表II-3-3-2・3参照)
1)各府省において、予算の支出先、使途などについて実態把握を行い、外部有識者を交えた公開プロセスを含め自ら事業を点検し、その結果を事業執行や予算要求などに反映させる取組。