第II部 わが国の防衛政策の基本と新防衛大綱、新中期防など 

9 その他
1)防衛力のあり方について不断の検討を行うため、自衛隊の装備および人員の配置や運用状況に関する情報を集約の上これを評価する体制を整備するとともに、防衛力の整備にかかる諸計画の策定を行う体制を整備することとしている。
2)米軍の抑止力を維持しつつ、沖縄県を始めとする地元の負担軽減を図るための在日米軍の兵力態勢見直しなどについての具体的措置およびSACO(Special Action Committee on Okinawa)(沖縄に関する特別行動委員会)関連事業については、着実に実施する1


 
1)これらの措置は着実に実施していく必要があるが、その詳細について引き続き日米間で協議を行っているところであり、また地元との調整も踏まえて事業計画を策定していくことが必要であることから、5年にわたってその予算規模を確定的に見通すことは困難である。このため、新中期防の所要経費には、これらに要する経費は含めていない。


 

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