第III部 わが国の防衛に関する諸施策
(VOICE)サッカー社会人リーグチームの指導者として活躍する航空自衛官
第3補給処資材計画部 3等空曹 熊谷 哲平(くまがい てっぺい)
私は、航空自衛隊で航空機やレーダーなどの通信・電子機器を常に運用できるよう、部品の適切な配分を行う仕事をしています。
4歳からサッカーを始め、大学卒業後はJリーグ練習生として、また、シンガポール国内プロリーグにおいてプロサッカー選手として貴重な経験をしました。自衛隊入隊後はプレーヤー兼監督として、社会人リーグチームの指導に当たっています。
プロの世界で学んだのは『努力は無限、勝負は一瞬』ということです。大切な瞬間のために日頃の努力が重要なのは、自衛隊の任務や心構えにも共通します。これを自衛隊の同僚や後輩に広く伝えようと心がけています。それがわが組織への貢献、ひいては私を育ててくれたサッカーへの恩返しにもなると思っています。
これからも世界でもっとも競技人口が多いと言われているサッカーを通じて、チームを応援してくれるサポーターの皆さんや、学生へのサッカークリニック、老人ホームや保育園での交流イベント、駅前清掃といった様々な地域交流の中で多くの人に勇気や元気を与えられたらと考えています。
【図表】所属チーム歴
埼玉県寄居高校サッカー部―大東文化大学サッカー部―横浜FC(トレーニー)―リエゾン草津(現ザスパ草津)―クレメンティ・カルサ
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―センバワン・レンジャーズ
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―現所属:坂戸シティ(埼玉県社会人1部リーグ)
* シンガポール国内プロリーグ
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