第III部 わが国の防衛に関する諸施策 

(VOICE)「平成21年7月 中国・九州北部豪雨にかかる災害派遣」における警察・消防との連携

災害警備当時 警備部機動隊副隊長 山口県警視 長尾 安文(ながお やすふみ)氏
(現 山口県警察本部警備部警衛対策課警衛対策官兼次長)

 「平成21年7月中国・九州北部豪雨」は、県下で22人の尊い命が失われるなど甚大な被害をもたらしました。被災現場では、第17普通科連隊や消防の隊員と共に救出救助活動に従事しましたが、降り続く雨で二次災害の危険がある中、胸まで泥水に浸かりながらも、「被災者を救い出せ」という使命感を持ち救出救助に当たる各隊員の姿を見て、非常に頼もしく感じました。今後も、関係機関が志を共にした活動に努めていきます。
 
県地図の前で
 
土砂崩れに巻き込まれた車両を捜索する隊員ら

 

前の項目に戻る     次の項目に進む