（VOICE）新入隊員の声（空自一般曹候補生）



　皆さんは、どんな夢を実現したいですか。
　私には、社会に貢献できる仕事に就きたいという夢があります。この夢を叶えるためには、どうすればいいか日々考えていた時、偶然、父の知り合いから地方協力本部の方を紹介してもらい、航空自衛隊で自分の夢を実現させようと決意しました。
　特に、部隊勤務を通じて、その基幹隊員となる空曹自衛官を養成するコースである一般曹候補生は、やり甲斐のある制度と思い、入隊しました。
　入隊前は自衛隊が具体的にどのような仕事をしているのか、よく理解していませんでした。しかし、実際に入隊して自衛隊の仕事を知れば知るほど、日本の安全のため、世界の平和のために必要不可欠な仕事であると思うようになりました。
　現在は、第1期一般曹候補生として、航空教育隊で自衛官としての基礎となる教育を受けています。一人前の航空自衛官になるための土台作りであるこの時期の教育は、訓練など心身ともに厳しい課目もありますが、周りの仲間から励まされたり、また逆に、仲間を励ましたり、一つ一つ着実に学んでいます。また、この課程を卒業して、一日でも早く3等空曹に昇任し、仲間から信頼される空曹となるよう日々努力していこうと思います。そして、国際協力活動や災害派遣活動に参加し、日本のために貢献できる隊員になりたいと思います。航空自衛隊には多くの部隊がありますが、私は救難の部隊で勤務したいです。
　また、可能ならば、この航空自衛隊の中でパイロットになるチャンスを見つけ、チャレンジしたいと思います。なぜなら、パイロットになることが、私のもう一つの夢だからです。
　最後に、決して今の志を忘れることなく、自分の夢に向かって悔いを残さないよう常に最善を尽くして頑張っていきたいと思います。