第III部 わが国の防衛のための諸施策 

7 訓練移転

 訓練の移転については、当分の間、嘉手納飛行場、三沢飛行場(青森県)および岩国飛行場の3つの在日米軍施設からの航空機が、千歳(北海道)、三沢、百里(茨城県)、小松(石川県)、築城および新田原といった自衛隊施設における移転訓練に参加することとしている。
 本年3月には、米軍の嘉手納飛行場から築城基地への訓練移転を行っている。また、本年度の訓練移転計画については、本年1月に概要を公表するとともに、5月には米軍の嘉手納飛行場から小松基地への訓練移転を行っている。
 
嘉手納飛行場から空自築城基地(福岡県)に飛来した米軍戦闘機(本年3月)

 また、日本政府は、実地調査を行った上で、必要に応じて、自衛隊施設における訓練移転のためのインフラを改善することとしている。

 

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