(解説)安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会
安倍内閣総理大臣はかねてより、わが国を巡る安全保障環境が大きく変化する中、時代状況に適合した実効性のある安全保障の法的基盤を再構築する必要があるとの問題意識を表明している。
このような問題意識の下、そのような取組の一環として、個別具体的な類型に即し、集団的自衛権の問題を含めた、憲法との関係の整理につき研究を行うことを目的として、本年4月25日に「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」を開催することが発表され、本年5月18日に第1回会合が開催された。
同懇談会では、本年秋を目途として検討の結果を取りまとめ、安倍内閣総理大臣に報告する予定とされている。