第4章 日米安全保障体制の強化 

2 日米協議の基本的考え方


 日米両国は、各々の防衛・安全保障政策の見直しに際して、日米間で緊密な意見交換を行っていくことが重要であるとの認識の下、02(平成14)年12月の日米安全保障協議委員会1(「2+2」会合)で、日米間の安全保障に関する協議を強化することを確認し、その後、事務レベルの協議を行ってきた。
 
日米安全保障協議委員会(本年5月)後の会見における日米両閣僚


 
1)日米の安全保障に関する政策協議の場の1つ。日本は、外務大臣と防衛庁長官が、米国は、国務、国防の両長官が出席する。本章3節の図表参照


 

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