第4章 国際的な安全保障環境の改善のための主体的・積極的な取組 

5 国際緊急援助活動への取組


 防衛庁・自衛隊は、人道的な貢献や国際的な安全保障環境の改善の観点から、国際緊急援助活動に積極的に取り組んでいる。
 このため、平素より陸・海・空自衛隊に対して事前に作成した計画に基づき任務に対応できる態勢を維持させている。また、派遣に際しては、被災国政府などからの要請内容、被災地の状況などを踏まえ、各自衛隊の機能・能力を活かした国際緊急援助活動を積極的に行っている。
 これまで派遣された国際緊急援助活動1は次表のとおりであるが、最近では、昨年12月に甚大(じんだい)な被害をもたらしたインドネシア・スマトラ島沖大規模地震及びインド洋津波に際して、過去最大規模となる陸・海・空自衛隊の部隊や統幕などの要員の派遣を行った。

 
自衛隊による国際緊急援助活動など


 
1)資料45参照


 

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