ゴラン高原国際平和協力業務
ゴラン高原の国連兵力引き離し監視隊(
UNDOF:United Nations Disengagement Observer Force)
1への参加は、停戦に合意した主権国家の間に設定された兵力引き離し地帯に展開している国連平和維持活動への参加であり、中東和平のための国際的努力に対するわが国の人的な協力としての意義を有する。
政府は95(同7)年12月、自衛隊の部隊などによるUNDOFへの派遣を決定し、96(同8)年1月に、第1次ゴラン高原派遣輸送隊43名がカナダの輸送部隊と交代した。以来、約6か月交代で部隊を派遣している。
1)シリア南西部のゴラン高原でイスラエルとシリア間の停戦監視と両軍の兵力引き離しなどに関する合意の履行状況の監視を任務としている。1974(昭和49)年に設立され、現在まで約28年にわたり活動を継続。