これを受け、防衛監察本部は、特別防衛監察として、ハラスメント被害に関する事例について、防衛省・自衛隊の職員から申出を受け付けることとした。
2022年11月末の期限までに、1,414件2の申出があり、これらの申出について、防衛監察本部が申出者に対し、ハラスメント被害の基本的な事実関係を聞き取り、申出者の意向を踏まえつつ被害が発生した機関に通知し、細部具体的な調査を進めている。
また、本特別防衛監察の目的を達するために本特別防衛監察の中で事実関係を把握する必要があると認められる案件など一部の案件については、防衛監察本部が自ら具体的な調査を行うとともに、各機関に通知した案件についても、防衛監察本部が調査の進捗状況などをフォローアップしている。