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特集1 防衛この1年

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中東地域における日本関係船舶の安全確保のための情報収集活動の開始

中東地域においては、緊張が高まる中、船舶を対象とした攻撃事案が生起し、19(令和元)年6月には日本関係船舶の被害も発生しました。このような状況のもと、中東地域における平和と安定及び日本関係船舶の安全の確保のためのわが国独自の取組の一環として、情報収集を目的とした海上自衛隊の艦艇を派遣するとともに、既存の海賊対処部隊を活用することとなりました。

中東地域における日本関係船舶の安全確保のための情報収集活動の開始 写真1

19(令和元)年6月にオマーン湾で攻撃を受けて炎上する石油タンカー(EPA=時事)

20(令和2)年1月11日、海賊対処部隊が、交代のために海自固定翼哨戒機P-3C(2機)で出国し、同月20日から情報収集活動を開始しました。また、海自護衛艦「たかなみ」は同年2月2日出港し、同月26日から現場海域における情報収集活動を開始しています。

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