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第III部 わが国防衛の三つの柱(防衛の目標を達成するための手段)

➋ 総合ミサイル防空

弾道ミサイル、巡航ミサイルや航空機など、わが国に向けて飛来する経空脅威への対応については、運用情報の共有や対処要領の整備などにより日米共同対処能力を向上させている。

累次にわたる北朝鮮による弾道ミサイルの発射の際には、同盟調整メカニズムも活用し、連携して対処している。なお、装備面でも弾道ミサイル防衛用能力向上型迎撃ミサイル(SM-3ブロックIIA)の日米共同開発を進めている。米国は19(平成31)年1月、ミサイル防衛見直し(MDR:Missile Defense Review)を発表し、わが国を含む同盟国との協力の重要性を明記した。

参照1章2節2項(ミサイル攻撃などへの対応)