コラム

<VOICE> 離島基地で勤務する隊員の声−対馬・宮古島・南鳥島−

日本は、6,000を超す多くの島々から構成され、広大な海に囲まれています。わが国の領海と排他的経済水域は、約447万km2にもなり、世界第6位の広さを誇っています。こうしたわが国を構成する離島には、多くの自衛隊員が日々勤務しています。

わが国を構成する離島

対馬で勤務する陸上自衛官
対馬警備隊 陸曹長 新甫 豊(にいぼ ゆたか)

私は、朝鮮半島との国境に位置する対馬警備隊で衛生班長として、勤務しております。対馬は、歴史的に国境警備の最前線であり、隊員一人ひとりが国境警備隊の一員であるとの意識も高く、実戦的な訓練に日々励んでいます。国境の防人「やまねこ軍団」の一員として今後ともさらに強い個人・部隊を目指し任務に邁進して行きたいと考えています。

馬警備隊陸 曹長 新甫豊

宮古島で勤務する航空自衛官
南西航空警戒管制隊 第53警戒隊 3等空曹 今関 健太郎(いまぜき けんたろう)

私が勤務する宮古島分屯基地は、空自で最南端かつ最西端の分屯基地です。ここのレーダーサイトは、わが国の南西域の警戒監視を
主任務としており、私は整備員としてレーダー器材の保守整備を行っています。
近年、南西域における対領空侵犯措置が増加しており、これを支えるため、緊張感をもって日々の任務に臨んでいます。

南西航空警戒管制隊第53警戒隊3等空曹 今関健太郎

南鳥島で勤務する海上自衛官
南鳥島航空派遣隊 2等海曹 大沢 洋(おおさわ ひろし)

私は、南鳥島航空派遣隊の一員として勤務しています。商店もなく不便な所ですが、皆と力を合わせながら日本の領土と排他的経済水域の保全に寄与しています。日本最東端に位置するこの島は冬でも25oCを超す日も多く、日差しが強く汗だくになって作業に従事するので大変ですが、今後とも頑張っていきます。

南鳥島航空派遣隊 2等海曹 大沢洋
 
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