日米物品役務相互提供協定1(ACSA:Acquisition and Cross-Servicing Agreement)は、自衛隊と米軍との間で、その一方が物品や役務の提供を要請した場合には、他方は、提供ができることを基本原則としている2。この協定は、日米安保条約の円滑かつ効果的な運用と、国連を中心とした国際平和のための努力に積極的に寄与することを目的とし、平時における共同訓練をはじめ、災害派遣活動、国際平和協力活動、周辺事態、武力攻撃事態といったさまざまな状況における協力に適用される。
(図表III―2―1―10参照)
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