(解説)ブルーインパルス50周年
ブルーインパルスは、今年、発足50周年を迎えた。
航空自衛隊の広報を目的としてフライトを行なう唯一の飛行隊として、日本中の航空祭や各種イベントでアクロバット飛行を披露しており、昭和39年の東京オリンピックで空に描いた見事な五輪は今でも語り継がれている。
平成21年度は横浜開港150周年記念、東北楽天ゴールデンイーグルス開幕戦を含む21件の展示飛行を行い、平成22年度は千葉国体、JR九州新幹線開通式を含む26件の展示飛行を予定している。
今年、発足50周年を記念し、8月に松島基地、10月に浜松基地でそれぞれ祝賀式典を行う。また、40にのぼる現在の展示飛行課目に加え、新たに、太陽の光のように扇状に広がり上昇する「サンライズ」、2機が腹合わせ状に飛行する「バックトゥバック」、6機編隊で互いに前の機を回りながら後退飛行する「ダブルロールバック」の3種を開発した。同じく新たに作成したBGMとともに、全国各地の空を飾る。
今後とも航空自衛隊の「顔」として、国民の笑顔のために飛び続ける。