第II部 わが国の防衛政策の基本と防衛力整備 

4 弾道ミサイル防衛にも使用し得る主要装備・基幹部隊

 16大綱では、自衛隊の体制は多様な役割を果たすことができるものでなければならないとされている。中でもBMDについては、具体的な体制を可能な限り明らかにして透明性を確保することにより、国内外の理解を得ることが重要と判断した。このため、BMDシステムの具体的な体制は、別表で「弾道ミサイル防衛にも使用し得る主要装備・基幹部隊」2と明記されている。
(図表II-2-2-5 参照)
 
図表II-2-2-5 防衛大綱の別表と17中期防完成時の体制


 
2)海自の主要装備(イージス・システム搭載護衛艦:4隻)および空自の基幹部隊(航空警戒管制部隊:7個警戒群および4個警戒隊、地対空誘導弾部隊:3個高射群)が該当する。BMDシステム整備については、III部1章2節1参照。


 

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