防衛省・自衛隊において、昨年来、一連の不祥事が起き、国民の信頼を大きく損なうこととなったことを受けて、首相官邸において改革会議が設置され、この度、報告書をとりまとめられたことについて、防衛省としては大変重く受け止めている。
　この報告書においては、防衛省・自衛隊を再生させるための基本的方向性をお示し頂いたと考えており、防衛省としては、報告書において示された基本的方向に従い、防衛省における改革を実現するため、7月に防衛大臣を本部長とする「防衛省改革本部」を設置した。また、防衛省改革について周知・徹底し、改革の実現に向けた防衛省・自衛隊全体の取組を図るため、防衛省・自衛隊の全国の幹部を参集した「防衛省全国幹部会議」を開催したところである。