第I部 わが国を取り巻く安全保障環境 

第2節 大量破壊兵器の移転・拡散など

 核・生物・化学兵器などの大量破壊兵器やその運搬手段である弾道ミサイルの移転・拡散は、冷戦後の大きな脅威の一つとして認識され続けてきた。特に、近年、従来の抑止が有効に機能しにくいテロリストなどの非国家主体が大量破壊兵器などを取得、使用する懸念が高まっている。

 

前の項目に戻る     次の項目に進む