第6章 国民と防衛庁・自衛隊 

4 新たな取組など


 防衛庁・自衛隊は、これまでの広報活動に加え、より効果が高い広報を行うべく新たな施策に取り組んでいる。例えば、市ヶ谷台ツアー5で来庁した学生と海外で活動中の自衛官との間で、衛星回線によるテレビ会議を実施し、活動の実情や現地での生活などをリアルタイムで紹介し、参加した学生から好評を博した。さらに、本年3月には、インターネット検索サイトにおけるバナー広告やイラク広報用ポスターの都心主要駅への掲示など、これまでとは異なる広報媒体を主に活用し、一定期間に集中して数種類の広報媒体を用いたパッケージ型広報活動を行い、成果をあげた。
 なお、こうした広報活動のほか、最近では、自衛官による大学などでの講演なども行われており、わが国の安全保障論議の高まりともあいまって、国民の新たなニーズにも応えている。
 
UNDOF派遣隊員と中学生とのテレビ会議(UNDOF:ゴラン高原の国連兵力引き離し監視隊)


 
5)「主な防衛庁・自衛隊広報施設のご案内(見学無料)」を参照。


 

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