2 輸送業務
自衛隊は、関係省庁などからの依頼に基づき、陸・海・空自衛隊のヘリコプターや政府専用機などにより、国賓(こくひん)や内閣総理大臣などの輸送を行っている。
さらに、厚生労働省や外務省からの依頼を受け、硫黄島(いおうじま)戦没者の遺骨収集や日米戦没者合同慰霊顕彰式に対する輸送支援なども行っている。
また、政府専用機は、天皇・皇族の外国ご訪問の際に使用されるほか、内閣総理大臣が国際会議に出席する際などにも使われている。
なお、昨年7月には、自衛隊法施行令が一部改正され、重要な用務の遂行のために特に必要があると認められる場合には、自衛隊機により国務大臣を輸送することができるようになった。