第6章 国民と防衛庁・自衛隊
5 その他の協力
このほか自衛隊は、気象庁の要請による航空機での火山観測や北海道沿岸地域の海氷観測など各種の観測支援、放射能対策本部の要請による高空の浮遊塵(ふゆうじん)の収集や放射能分析、国土地理院の要請による地図作製のための航空測量などの支援を行っている。さらに、訓練の目的に適合する場合には、国や地方公共団体などの委託を受け、土木工事なども行っている。
なお、本年1月海上自衛隊第2航空群(青森県八戸市)は、航空機による「海氷観測1000回」を達成した
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3)昭和35年以降、気象庁に対する官庁間協力として開始され、本年まで45年間の積み重ねによるものである。
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