第6章 国民と防衛庁・自衛隊
4 南極地域観測への協力
防衛庁は、65(昭和40)年の第7次観測から砕氷艦の運航などの協力を行っている。昨年11月から本年4月までの第47次観測支援では、砕氷艦「しらせ」が、観測隊員や物資約1,100トンの輸送を行ったほか、観測隊が計画する海洋観測、定常観測、研究観測について艦上観測支援などを行い、わが国の南極地域観測事業において大きな役割を果たした。砕氷艦「しらせ」は就役から23年が経過し、各所に老朽化が見られることから、平成17年度に後継艦の建造に着手した。
(図表6-4-1参照)
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