第5章 国民と防衛 

国家的行事での礼式など

 自衛隊は、国家的行事などにおける天皇・皇族、国賓(こくひん)などに対して儀(ぎ)じょう、と列(れつ)、礼砲1などの礼式を行っている。諸外国からの国賓に対する歓迎式典などにおける儀じょうや礼砲は、国際儀礼上欠くことのできないものである。

 
韓国大統領に対し儀じょう中の陸自第302保安中隊(本年6月 迎賓館前)

 
国際観艦式のため入港する外国軍艦に対して礼砲を射つ海自横須賀地方隊の隊員(昨年11月 横須賀)



 
1)儀じょう:国としての敬意を表するため、儀じょう隊が銃を持って敬礼などをすること。
と列:路上に整列し、敬礼をすること。
礼砲:敬意を表するために大砲などで空砲を撃つこと。昨年主催した国際観艦式のため入港する外国軍艦に対し礼砲を行った。


 

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