第2章 わが国の防衛政策
第4節 日米安全保障体制
1節で述べたように、わが国はこれまで、外部からの侵略に対しては、わが国の平和と安全の確保のため、日本国憲法の下、独立国として必要最小限の基盤的な防衛力の整備に努めるとともに、日米安保体制を基調としてこれに対処することとしてきた。
本節では、わが国の安全保障にとっての日米安保体制の今日における意義や役割などについて説明する
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1)旧日米安保条約が締結された1951(昭和26)年からの日米安保の足跡を紹介したものとして、平成14年版防衛白書2章2節2「日米安保50周年」参照。
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http://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei/w_fd/2002/column/frame/ak142001.htm
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