第II部 わが国の防衛政策の基本と動的防衛力
5 整備規模および所要経費
1 整備規模

前記3に示す装備品のうち、主要なものの具体的整備規模は、図表II―3―1―3に示すとおりである。

図表II―3―1―3 23中期防における主要装備の整備数量
2 所要経費

23中期防の実施に必要な防衛関係費の総額の限度は、将来における予見し難い事象への対応など特に必要があると認める場合にあっては、安全保障会議の承認を得て措置することができる経費を含め、平成22年度価格でおおむね23兆4,900億円程度をめどとすることとされており、平成22年度予算と比較した場合の平均伸率は0.1%の増となっている。
各年度の予算の編成に際しては、国の他の諸施策との調和を図りつつ、一層の効率化・合理化に努め、おおむね23兆3,900億円程度の枠内で決定する。
また、23中期防については、3年後には、その時点における国際情勢、情報通信技術を始めとする技術的水準の動向、財政事情など内外諸情勢を勘案し、23兆4,900億円の範囲内において、必要に応じ見直しを行う。
(図表II―3―1―4参照)

図表II―3―1―4 23中期防における所要経費
 
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