3 「2+2」共同発表
「共同発表」においては、次のような認識と決意が示された。
○ 閣僚は、日米同盟が日米両国の安全と繁栄および地域の平和と安定の確保に不可欠な役割を果たしていることを確認し、日米安保体制をさらに発展させるとともに新たな分野での協力を拡大することを決意した。
○ 沖縄などの地元の基地負担を軽減するとともに、米軍の適切な駐留を含む抑止力を維持する現在の努力を支持し、これによって安全保障を強化し、日米同盟が引き続き地域の安定の礎石であり続けることを確保する。
○ 日米両国は、アジア太平洋地域における地域的協力も強化するとともに、グローバルな文脈での日米同盟の重要性を認識し、グローバルな脅威に対処していく上で、緊密に協力していく決意をあらためて確認した。
○ 閣僚は、日米安保条約署名50周年にあたり、日米同盟を21世紀の変化する環境にふさわしいものとすることをあらためて決意し、幅広い分野における日米安全保障協力をさらに推進・深化するために現在行っている対話を強化する。