1 日米防衛相会談でのやりとり
09(平成21)年10月の日米防衛相会談
1においては、北澤防衛大臣より、日米同盟はアジア太平洋地域の平和と安定のみならず、グローバルな課題に対応するための基盤となるものであり、今後とも、その信頼性・実効性を維持・向上させていくために、不断の取組を続ける必要があるとの認識が述べられた。また、日米安保条約締結50周年に向け、具体的な協力アイテムの検討を進めたい旨述べた。これに対して、ゲイツ国防長官より、日米同盟は米国の北東アジア政策の礎であること、この地域において日米両国は複雑な状況に直面しているが、日本が指導力を発揮している人道支援・災害救援の分野における協力などは、日米協力を強化するチャンスであること、過去に比べ、日米間の友好関係、同盟関係が、劇的に進展していたことに注目した旨発言があった。