昨年5月の「2＋2」会合においては、「ロードマップ」について、それまでの作業の進展が確認されるとともに、着実な実施の重要性が再確認された。
　同年11月16日の福田総理とブッシュ大統領との日米首脳会談においても、在日米軍再編については、抑止力を維持し、地元負担軽減を図る形で、「ロードマップ」に従い着実に実施していくことで一致した。また、日米同盟の強化に関し、日米同盟が日米によるアジア外交の展開における要であること、日米がグローバルな諸課題に対処していく上で不可欠の役割を果たしていること、日米安保体制が日米同盟の基盤であり、この体制に基づく抑止力の一層の強化が重要であることについて、認識の一致があった。