防衛庁では、海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」の秘密情報流出事案が判明したことを受け、防衛庁全体としての再発防止に関する抜本的な対策について検討するため、本年2月24日に、高木防衛庁長官政務官を委員長とし、事務次官、官房長、全局長、陸・海・空幕僚長をはじめ防衛庁内の全機関の長などをメンバーとする秘密電子計算機情報流出等再発防止に係る抜本的対策に関する検討会を設置し、検討を重ねてきた。
その検討結果を踏まえ、再発防止に係る抜本的対策の具体的措置について次のとおり取りまとめ、本年4月12日に公表した。
防衛庁では、これらの対策を早急に実施し、同種事案を確実に防止するため、高木防衛庁長官政務官を委員長とし、上記検討会と同様に防衛庁内の全機関の長などをメンバーとする「秘密電子計算機情報流出等再発防止に係る対策実施委員会」を新たに設け、当該委員会の中で対策の実施を監督することとしている。