3 東ティモール国際平和協力業務
国連東ティモール支援団(UNMISET:United Nations Mission of Support in East Timor)
5は、02(平成14)年5月20日、東ティモールが正式に独立したのに伴い、独立までの全般的統治などを任務とする国連東ティモール暫定(ざんてい)行政機構(UNTAET:United Nations Transitional Administration in East Timor)の後継ミッションとして国連平和維持活動を行った。
政府は、国連からの要請を受け、自衛隊の部隊などの国連平和維持活動への派遣を決定し、02(同14)年2月以降UNTAETに、同年5月以降はUNMISETに、2年以上にわたり、約2,300名の陸自施設部隊および司令部要員を派遣してきたが、04(同16)年5月、同国における国連の活動が大幅に縮小され、それに伴いわが国の活動も終了することとし、同年6月に部隊などを完全撤収した。
5)02(平成14)年5月17日の国連安保理決議第1410号の採択により設立され、昨年5月に終了した。規模を縮小してマンデートを1年延長したUNMISETは、特別政治ミッションであるUNOTILに引き継がれた。