第2章 わが国の防衛政策の基本 

第4節 新たな役割を果たし得る組織へ


 防衛庁・自衛隊は、わが国の平和と独立を守るという国家存立にとって最も基本的な役割を担う重要な組織である。したがって、安全保障環境の変化などに応じて、自らそのあり方や役割を常に適切なものとしていく努力が必要とされている。
 本節では、そのような努力の一環として、防衛庁の省への移行および、国際平和協力活動などの本来任務化という2つの大きな課題について、説明する。

 

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