防衛庁内での検討(「防衛力の在り方検討会議」)(01(平成13)年9月〜04(同16)年12月)
前述したとおり、国際情勢の変化や科学技術の飛躍的発展といったわが国を取り巻く安全保障環境の変化があったことなどを踏まえ、01(同13)年9月、防衛庁長官の下に「防衛力の在り方検討会議」を設置し、今後の防衛力のあり方に関連する事項について、幅広い観点から検討した。
この中で、特に、安全保障環境認識、新たな防衛力の役割や防衛構想の考え方、統合運用の必要性、各自衛隊の体制の基本的な考え方などに関する検討内容は、新防衛大綱及び新中期防
1を策定する上で、重要な役割を果たした。