日本の貢献に対する評価
これらの活動に対して、海外から以下のような多くの評価や感謝の表明がなされている。
・ブッシュ米大統領は、02(同14)年2月18日、訪日中に行った国会での演説で、「日米両国はテロリスト組織を探し出し、粉砕すべく努力している。」、「日本の自衛隊は後方支援という重要な役割を担っている。」と述べ、自衛隊の活動を高く評価した。また、03(同15)年5月23日、米国テキサス州クロフォードにおける日米首脳会談に際しても、ブッシュ大統領は自衛隊艦船による給油活動に言及しつつ、日米は「テロとの闘いにおけるパートナーである。」と述べた。
・ラムズフェルド米国防長官は、「テロとの闘いはグローバルなものである。日本のこれまでの支援に深い謝意を表したい」と述べた。(02. 9. 17外務大臣に対する発言)
・アーミテージ国務副長官は、「昨年11月以降、日本が実施しているテロとの闘いへの貢献について、深い感謝の意を表したい。日本による貢献は米国のみならず、国際的にも高い評価を得ている。」と述べた。(02. 8. 14防衛庁長官に対する発言)
・マイヤーズ統合参謀本部議長「(日本は)テロとの闘いですばらしい貢献を続けている。米海軍の艦船に対し、4,800万ガロン(約18万kl)の石油を供給した。」(02. 9. 14ワシントン市内での講演)
・タイ軍最高司令部副統合参謀長「タイ陸軍の輸送に関して、日本政府、特に海自に対して感謝申し上げる。」(03. 3. 21外務大臣宛の書簡)
・ドイツ国防大臣「日本政府がドイツ海軍へのロジスティック面でのサポートを決定したことに対し、心より御礼申し上げる。」(03. 3. 21外務大臣宛の書簡)